ヒートテックの効果について考える!湿疹が出た人もいる?
冬になると毎年お世話になっているのがユニクロのヒートテックです。
ヒートテックは吸湿発熱繊維と呼ばれているもので作られていて、汗などの水分を吸収すると発熱します。
最近ではノーマルなヒートテックの上を行く『極暖』という新しい商品も出ていますね。
こちらは今までのものよりも保温効果などで進化しているんだとか…
ただ、私はまだ使った事はありません。
多分、着てしまったら普通のヒートテックには戻って来れなくなりそうで怖いです…^^;
幸いそんなに寒がりではないので、いざという時のため、最終兵器としてとってあります。
それにまだまだ、普通のヒートテックでも十分戦えます。
昔は冬といえば厚着が普通だったのに今ではそこまで厚着をしなくても快適に過ごせるようになってきましたね。
いやはや科学の進歩を感じます…
そんな高機能なヒートテックですが、ヒートテックを着た人に湿疹が出たという話を耳にしました。
えー!怖いです…
人ごとではないと思い、気になったので調べてみました。
アレルギーを起して湿疹が出る場合がある?
そもそもどうして湿疹ができてしまうのでしょうか?
これにはヒートテックに使われている繊維に原因があるそうです。
ヒートテックはユニクロが独自に開発した商品ではなく、東レという会社と合同で開発したものです。
東レという会社はヒートテックなどに使われている繊維などの他にも、エアバックやシートベルトの素材、また、薄型ディスプレイ向けのフィルム、水処理装置など多岐にわたった商品や材料、サービスなどをつくっている会社です。
ヒートテックの繊維はそんな東レと共同開発した商品で、使われている素材のレーヨンは吸湿発熱効果が優れ、アクリルは保温性に優れています。
その他にもポリエステルという速乾性のある素材が使われています。
化学繊維で構成されたヒートテックはよく水分を蒸発させるので乾燥しやすく、肌の弱い人などは湿疹などを起こす原因の1つになっています。
なので、肌が弱い人には注意が必要です。
ただし、ユニクロもその辺を考えて毎年進化をしています、
最近発売されたヒートテックには椿油が入っていて、乾燥しない様な工夫がされているので、肌が弱い人はぜひ試してみてください。
それでも化学繊維が身体に合わないという人は肌に刺激がある素材を避けて、よりソフトな素材である綿などにするのが安心でしょう。
探すと『綿+化学繊維』で出来ている商品もあるので、より自分にあった素材を探してみてください。
ただし綿の場合は化学繊維に比べるとどうしても生地が厚くなってしまいます。
化学繊維の肌触りに付いては賛否が分かれると思いますが薄い所は魅力的でしょう。
意外にいる?ヒートテックの効果が薄いと感じている人
また調べてみて気になったのがヒートテックの効果をあまり感じられないという人も多くいました。
ヒートテックは吸湿発熱繊維です。つまり人の汗などの湿気が水に変わる時に熱を放出する仕組みになっています。
という事は汗や湿気などを発しない人にとっては物足りなく感じるかもしれませんし効果を実感できないでしょう。
また、吸湿発熱繊維は湿気があれば、いつまでも発熱を続けるという繊維でもありません。
発熱をするのは基本的にヒートテックを着た直後という事になります。
もちろん1回乾燥して乾かせばまた発熱しますが…。
それとこれは知らない人も多いかもしれませんが、吸湿発熱繊維ではない一般的な繊維でも湿気を吸収すると発熱します。ですが、発熱をする温度に差が出ます。具体的には3℃ほどの開きが出るんだとか…( ゚д゚)
冬の3℃は大きいですね。
身体からあまり汗などの水分を出さない人は発熱する素材よりも保温する素材を選ぶのが良さそうです。
それにしてもヒートテックは化学繊維なので合う合わないが出てくる素材ですね。
肌触りなども気になる人は気になるでしょうし…
私はあまり気にしないので、なんとも思わずに着てしまっているのですが…。
実際にヒートテックが原因で肌などにトラブルが出てしまった人は着るものを替えましょう。
また、謎の肌荒れや湿疹ができているんだけれど…という人の肌荒れ、湿疹の原因が化学繊維だったという事もあるそうです。
それらの症状で病院に行く場合はお医者さんにヒートテックを着ている事を話してみてもいいかもしれません。
化学繊維が身体に合わない人への私のおすすめはベルメゾンのホットコットです。
ホットコットには化学繊維と綿で出来ている商品や綿だけで出来ている商品などもあり、あなたにピッタリなものが見つかるかもしれません。
しかもある雑誌の記事内ではユニクロのヒートテックよりも保温率が高いという事が載っていました。(その記事は2013年12月号を元にした情報なので今は違っているかもしれません。現に極暖なる商品が出ていますし。)
化学繊維に弱い人はぜひ試してみてください。
最後まで呼んでいただきありがとうございました。
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