濃い方が良い!?お茶のカテキンの含有量ってどれぐらい?
最近、カテキンが注目されるようになって、多くの飲み物にカテキンが配合されていますね。
カテキンの効果で最も注目されている効果が脂肪燃焼でしょう。そのカテキンが高濃度で入っている飲み物も出てきて人気に拍車がかかってますね。
注目のカテキン成分が高濃度で入っているのですから人気が出て当然ですね。
ただこの高濃度のカテキンってどれぐらいの高濃度なんでしょうか。普通のお茶と、どれぐらい違うのかを調べてみました。
高濃度カテキンのお茶と普通のお茶
家庭で入れて飲む緑茶にもカテキンは含まれています。
ただその濃度がどれぐらいのものなのかは茶葉の摘み取られた時期やお茶の種類、 入れ方によって違ってきます。
1番茶と呼ばれる5月初めに摘み取られるお茶よりも、それ以降に摘み取られる2番茶、3番茶の方がカテキンの量が多く含まれているそうです。
その理由は夏の強い太陽の光を沢山浴びた茶葉の方がカテキンが多く含まれているからだそうです。
ある研究ではカテキンが最も含まれているのは三番茶だそうで、1番茶のカテキン量が17.25%に対して3番茶は21.32%も含まれていたそうです。
日照条件とカテキンは関係しているんですね。
なので日光にあまり当たらないで作られる玉露などはカテキンが少なく渋みもあまりありません。
カテキンの成分は渋みの原因でもあるので日光に当てない事により玉露の渋みは抑えられているそうです。
ちなみに玉露は茶葉を摘み取る3週間ほど前から日光を遮るそうです。
それに比べて煎茶は基本的に日光を遮りません。
煎茶の方が玉露よりもカテキンが多く入っているので渋みを感じるでしょう。
高濃度のカテキンウォーターが苦みを感じるのはこれが原因です。
家で入れる緑茶なども時間をかけて茶葉を浸す事によりカテキンが増します。
カテキンを多くとりたい人などは簡単に高濃度カテキンを作る事が可能で経済的です。
ただ家で入れたお茶は時間の経過とともに成分が変化するので注意が必要です。
ペットボトルなどの市販されている高濃度カテキンのお茶と普通のお茶ではどうでしょうか?
高濃度カテキンで有名な『ヘルシア』の場合350mlのペットボトルで540㎎と 十分な量のカテキンが含まれています。
それに比べてお茶の王道『お〜いお茶』は500mlで180㎎と少し物足りません。
350mlでカテキン540㎎の『ヘルシア』と
500mlでカテキン180㎎の『お〜いお茶』だと
カテキンの量が倍以上違うのでやはりヘルシアは桁外れのカテキンが含まれているのが分かります。
仮に一日に必要なカテキンの量を1000㎎だとするとヘルシアの場合は2本飲めば届きますが、お〜いお茶の場合は500mlのペットボトルを5.5本以上飲まなければいけません。
リットルにすると2.75ℓ以上という事になります。とても飲めなそうですね…
もちろんお茶以外にも色々なものにカテキンは含まれているのでお茶だけですべてを摂取するわけではありませんが…。
それでは『お〜いお茶濃い茶』ではどうでしょうか?
普通の『お〜いお茶』に比べると渋みが強い分カテキンの量が多そうですよね。
調べてみると『お〜いお茶 濃い茶』には500mlで400㎎のカテキンが含まれているそうです。
やはり濃い茶の方がカテキンが多いですね。2倍以上多いです。
ダイエットを気にしているという方でお茶の渋みが大丈夫という方はより苦く、カテキンが多く含まれている物を飲むといいと思います。
カテキンの副作用とは?
ただし日本ではあまり問題になっていませんが、海外ではカテキンの過剰摂取によると思われる肝臓障害が報告されています。
もちろん件数も少なく、日本ではこんなに高濃度カテキンが流行っているのにその様な噂が流れていない所をみると、そこまで心配するほどではないのかなと思いますが。
一応過剰摂取は気をつけた方がいいでしょう。
それとお茶にはカフェインも入っており利尿作用があるので、そういった意味でも過剰摂取には注意です。
また、カフェインをとるのが嫌だけどカテキンは摂りたいという人はサプリメントで摂るのもいいと思います。
カテキンを上手に使って健康的に生活しましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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