卵の栄養素と卵の賢い買い方とは?
卵は『栄養価の優等生』や『完全栄養食』などと呼ばれています。
鶏の卵はヒヨコを誕生させるだけのエネルギーが詰まっているのでその分栄養素も豊富という事でしょう。
卵には具体的にはどんな栄養素が入っているのでしょうか?
また、卵を食べるとコレステロールを取りすぎるので食べない方が良いという意見もありますが、本当の所はどうなんでしょうか?
卵の栄養素とは?
卵は『完全栄養食』と言われるほど沢山の栄養素を含んでいて、特に人の身体に必要不可欠なアミノ酸の中でも必須アミノ酸が高バランスで入っているので、とても理想的な食材です。
その他にも卵にはカルシウム、リン、亜鉛、鉄、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB12、ビタミンB6 などなど沢山の栄養素を含んでいて、まさに完全栄養食の名に相応しい食材でしょう。
ただし卵にはビタミンCは含まれていませんし、卵1つ食べるだけでは一日に必要な栄養素をカバーする事はできません。
しかし他の食品の補助と考えるならとても優秀な食材でしょう。
また卵を食べると血中コレステロールが高くなるから食べない方がいいという意見も聞きます、確かに卵にはコレステロールが含まれているのですが、食材のコレステロールがそのまま血中のコレステロールになるわけではないのです、
卵を食べた事が直接の原因で動脈硬化の原因になる悪玉コレステロールを増やすわけではありません。
黄身の中に含まれているレシチンは悪玉コレステロールを抑える働きもあるそうです。
また、コレステロールは私達、人間の構成要素である細胞の細胞膜の材料なのでとても大切な栄養素です。
なので沢山食べ過ぎなければ問題ないです。
厚生労働省が勧める一日に食べても問題ない卵の量は1〜2個と言われています。
卵をよく食べるという人はこの数字を参考にしてみてみると良いでしょう。
製造日=採取日ではない!?卵の賢い買い方。
卵を買う上で意外な盲点が、必ずしも『製造日』が『採取日』というわけではないという事です。
製造日とは卵がパックされた日なので、その卵は1日前に採取されたものかもしれないし、2日前に採取されたものかもしれません。
賞味期限は製造日を基準に決めます。つまり、採取日が同じ卵でも採取されてからパックされる日が違う場合、賞味期限が変わってきます。
現在は卵の商品の中では採取日が書いてある商品もあります。
賞味期限が気になる方は採取日が書いてある商品を買うようにしましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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